お知らせ( 会長挨拶 )

2024年新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。

新春のお慶びを申し上げます。 

2024年は、能登半島地震と羽田空港航空機衝突事故という大きな災害と事故で始まることになってしまいました。亡くなられた方がたのご冥福をお祈りするとともに、今なお行方不明の皆さま方が早く発見されることを祈念しております。また、災害関連死の増加も危惧されており、高齢の方々へのより良い環境が整うことも切に祈っております。災害関連死を予防するためには、TKBと言われる環境要素の整備がポイントといわれています。現場のニーズにいかにして対応していくか、担当されている方々のご苦労はたいへんなものとご推察いたします。

羽田空港の航空機衝突事故につきましては、海上保安庁の亡くなられた方々は、たいへん残念でした。ただ、不幸中の幸いでしたのは、日航機の乗員乗客の皆さまが全員無事だったということです。日本航空での日々の訓練、研鑽の賜物であったと国内外からも称賛されていることは皆さんもご存知と思います。

このように日頃からの研鑽や備えは、医療職である診療放射線技師にとっても不可欠なことであり、これを助成しバックアップしていくことは技師会の大きな役割のひとつです。

もちろん、特定非営利活動法人 北九州診療放射線技師会のもう一つの大きな役割は、北九州市民の皆さまの健康への貢献と救急医療体制への協力であり、大切な目的となりますが、会員の皆さま方の日頃の研鑽への手助けやそのための備えを充実させつつ、そのニーズにいち早く応えることも技師会にとって重要は課題と考えます。

 おかげさまで私たち今期執行部の任期も4月の総会まであと数ヶ月となりました。ここまでのご協力に感謝いたします。また、新しい役員へ順調にバトンタッチできますよう、引き続きご協力をよろしくお願いいたします。

 本年もよろしくお願いいたします。

 北九州診療放射線技師会 会長 稲永 勝敏

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